関東地方には、東京の都会的な観光地から自然豊かな絶景スポットまで、多様な魅力が詰まっています。今回は、関東で訪れたい15の旅行スポットを、ブログ風にたっぷりご紹介します。定番スポットから地元民しか知らない隠れた名所まで、あなたの次の旅の計画にお役立てください!
1. 東京タワー&六本木ヒルズ – 東京の夜景を制覇

「東京の夜景と言えばここ!」という定番中の定番スポット。1958年に完成した東京タワーは、東京のシンボルとして長年愛されてきました。高さ333メートルのメインデッキからは、天気が良ければ富士山まで見渡せます。
最近では六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」も人気。52階の屋内展望台と屋上の「スカイデッキ」からは、東京タワー自体も風景の一部として楽しめます。夕暮れ時から夜景にかけての時間帯が特にオススメで、都会の光のシャワーを浴びているような感覚に。
周辺には森美術館や様々なレストランもあり、一日中楽しめるエリアです。六本木ヒルズ内の「けやき坂通り」はイルミネーション時期に特に美しく、冬のデートスポットとしても大人気です。
2. 浅草・スカイツリー – 下町文化と未来の融合

「伝統と現代が交差するエリア」として国内外から注目を集める浅草と東京スカイツリー周辺。浅草寺の雷門から仲見世通りを歩けば、江戸の風情が感じられる人形焼きや仙貝などの名物がずらり。
浅草寺本堂の裏手には、五重塔や日本最古の遊園地「浅草花やしき」もあります。人力車に乗って街を巡るのも風情がありますよ。
一方、2012年に完成した東京スカイツリーは高さ634メートルで、世界有数の高さを誇る電波塔。350階の「天望デッキ」と450階の「天望回廊」からは、関東平野を360度見渡せます。晴れた日には富士山や房総半島まで見えることも。
スカイツリーのふもとにある「東京ソラマチ」には300以上のショップやレストランが入っており、買い物や食事も楽しめます。浅草とスカイツリーを結ぶ「東京ミズマチ」では水上バスでの移動も可能で、ユニークな視点から東京を楽しめます。
3. 鎌倉 – 歴史と海が調和する古都

「武士の都」として栄えた鎌倉は、東京から日帰りで訪れられる歴史スポット。鶴岡八幡宮を中心に、大小様々な寺社仏閣が点在しています。
鎌倉大仏(高徳院)は国宝に指定されており、内部に入ることも可能。近くの長谷寺はアジサイの名所として知られ、6月には色とりどりの花が境内を彩ります。
由比ヶ浜や稲村ヶ崎などの海岸線も魅力で、夏は海水浴客で賑わいます。江ノ島電鉄(江ノ電)に乗って、鎌倉高校前駅で下車すれば、あの有名な「スラムダンク」の踏切シーンのモデルになった場所を訪れることができます。
小町通りには地元の特産品を扱う店やカフェが並び、鎌倉野菜を使った料理や鎌倉ビールも楽しめます。歴史散策の合間に、海の幸を味わうのもおすすめです。
4. 横浜・みなとみらい – 港町のロマンと未来

「港町の開放感」が魅力の横浜・みなとみらい地区。赤レンガ倉庫や横浜コスモワールドの観覧車「コスモクロック21」が印象的な夜景スポットです。
横浜中華街は日本最大級で、約500もの飲食店や食材店が軒を連ねます。本場の中華料理はもちろん、横浜発祥の「ちゃんぽん」や「シュウマイ」も必食。
山下公園からは海を眺めながら散歩が楽しめ、氷川丸という歴史的客船も見学できます。最近では「横浜ハンマーヘッド」という新商業施設もオープンし、さらに魅力が増しました。
みなとみらい線に乗って「元町・中華街駅」で降りれば、異国情緒あふれる元町商店街も探索できます。西洋館が並ぶ山手地区もおすすめで、坂の街ならではの風景が楽しめます。
5. 箱根 – 温泉と美術館のリゾート地

「富士山を望む温泉郷」として知られる箱根は、東京から約1時間半でアクセス可能な人気リゾート地。芦ノ湖の遊覧船や大涌谷の噴煙地帯など、自然の驚異を間近で感じられます。
箱根神社の水上鳥居はインスタ映えスポットとして有名で、晴れた日には富士山を背景に撮影できます。彫刻の森美術館やポーラ美術館など、自然と調和したアート施設も見逃せません。
温泉旅館に宿泊すれば、露天風呂から富士山を眺めるという贅沢も。日帰り入浴施設も豊富で、「箱根湯本」駅周辺には多数の日帰り温泉があります。
季節ごとに楽しみ方が変わるのも箱根の魅力。春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉、冬は雪景色と、一年中訪れる価値があります。黒たまごで知られる大涌谷の名物「黒玉子」も忘れずに!
6. 日光 – 世界遺産と自然の宝庫

「日光を見ずして結構と言うなかれ」という言葉があるほど、見所満載の日光。徳川家康を祀る東照宮をはじめとする「日光の社寺」は世界遺産に登録されています。
東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿や、眠り猫の彫刻は特に有名。陽明門の豪華絢爛な装飾も圧巻です。隣接する輪王寺や二荒山神社も合わせて見学したいスポットです。
自然スポットも豊富で、華厳の滝は日本三大名瀑の一つ。中禅寺湖や戦場ヶ原、湯元温泉など、奥日光エリアはハイキングにも最適です。季節ごとに表情を変える自然は、何度訪れても新鮮な感動を与えてくれます。
鬼怒川温泉や川治温泉など、近隣の温泉地と組み合わせた旅行プランもおすすめです。東京からは特急「スペーシア」で約2時間と、意外とアクセスしやすいのも魅力。
7. 軽井沢 – 高原のリゾートタウン

「夏の避暑地」として知られる軽井沢は、東京から新幹線で約1時間とアクセス良好な高原リゾート。明治時代から外国人に愛されてきた歴史があり、今も西洋風の建物が多く残っています。
雲場池や白糸の滝などの自然スポットは散策に最適。旧軽井沢銀座通りにはおしゃれなカフェや雑貨店が並び、ショッピングも楽しめます。アウトレットモール「軽井沢プリンスショッピングプラザ」はブランド品をお得に購入できると人気。
冬はスキーリゾートとしても賑わい、軽井沢プリンスホテルスキー場では家族連れにも優しいゲレンデが広がります。一年を通じてコンサートやイベントが開催される「軽井沢大賀ホール」も文化好きには見逃せません。
サイクリングロードが整備されているので、レンタサイクルでエリアを探索するのもおすすめ。自然の中を風を切って走る爽快感は格別です。
8. 秩父 – パワースポットと秩父夜祭

「都会の喧騒を忘れられる秘境」秩父は、東京から約1時間半で行ける自然豊かなエリア。秩父神社は関東屈指のパワースポットとして知られ、特に「縁結び」のご利益があるとされています。
秩父のシンボル「武甲山」は、石灰岩の採掘で山肌が露出している独特の景観が特徴。三十四箇所の札所を巡る「秩父三十四箇所」は、歴史ある巡礼路として人気です。
12月に行われる「秩父夜祭」はユネスコ無形文化遺産に登録されており、豪華絢爛な屋台と花火の競演は圧巻。春には「羊山公園」の芝桜が丘一面をピンク色に染め上げます。
長瀞渓谷ではライン下りが体験でき、岩畳と呼ばれる奇岩群を見ながらの川下りはスリル満点。秩父銘品の「秩父そば」や「秩父味噌」も忘れずに味わいたいものです。
9. 川越 – 小江戸情緒あふれる町並み

「タイムスリップしたような町」川越は、江戸時代の面影を残す「小江戸」として人気の観光スポット。蔵造りの町並みが約400mにわたって続く「一番街」は、まるで時代劇のセットのような雰囲気です。
シンボルの「時の鐘」は江戸時代から時を告げ続けており、現在も1日4回鐘の音が響き渡ります。川越まつり会館では、国指定重要無形民俗文化財の「川越まつり」の様子を年間を通じて体感できます。
甘味処も多く、「川越いも」を使ったスイーツが目白押し。さつまいもソフトクリームや芋ようかんは必食です。最近では「川越氷川神社」の縁結び風鈴もSNSで話題になりました。
大正ロマン漂う「大正浪漫夢通り」や、川越城本丸御殿など、見どころがコンパクトにまとまっているので、日帰り旅行にも最適です。週末は着物レンタルをして散策する観光客も多く見られます。
10. 筑波山 – 関東のマッターホルン

「西の富士、東の筑波」と並び称される筑波山は、標高877mの独立峰。山頂からは関東平野を一望でき、晴れた日には東京スカイツリーや富士山も見渡せます。
登山が苦手な人でも、ケーブルカーやロープウェイを利用すれば簡単に山頂へ。筑波山神社は縁結びの神様として知られ、特に女性の参拝客が多いです。山肌に張り付くように建つ「つつじヶ丘」の家々は、独特の景観を作り出しています。
山麓の「つくばセンター」周辺には科学施設が集まり、JAXA筑波宇宙センターでは宇宙開発の最前線を見学できます。近くの「つくばエキスポセンター」にはプラネタリウムもあり、子供連れにも人気です。
春のツツジ、秋の紅葉と季節ごとに表情を変え、夜景スポットとしても有名。日帰り温泉施設も充実しているので、登山後の疲れを癒すのにも最適です。
11. 那須高原 – リゾートと動物との触れ合い

「皇室の避暑地」としても知られる那須高原は、東京から約2時間で行ける自然豊かなリゾートエリア。那須どうぶつ王国では、アルパカやカピバラなど珍しい動物と触れ合えます。
那須高原のシンボル「茶臼岳」は活火山で、ロープウェイで中腹まで行けば、荒々しい火山地形を間近で観察可能。山麓には「那須湯本温泉」をはじめとする温泉地が点在しています。
那須ガーデンアウトレットは高原の景色を楽しみながらショッピングができると人気。ファミリー向けの施設も多く、那須サファリパークや那須ハイランドパークなど、子供連れにも最適です。
高原野菜や那須牛を使った料理も絶品で、特に那須牛のステーキは肉質が柔らかくジューシー。夏は涼しく、冬はスキーが楽しめるなど、一年中楽しめるリゾート地です。
12. 伊豆半島 – 海と温泉の楽園

「太平洋に突き出た半島」伊豆は、東京から約2時間で行ける海と温泉のリゾート。熱海、伊東、下田など、エリアごとに異なる魅力があります。
熱海の「MOA美術館」は海を見下ろす高台に位置し、日本画や東洋美術のコレクションが充実。熱海城からは相模湾のパノラマビューが広がります。毎夏開催される「熱海海上花火大会」は迫力満点です。
伊東の「大室山」は噴火口がそのまま残る火山で、ロープウェイで山頂へ。サボテン公園では多種多様なサボテンを見学できます。下田の「ペリーロード」は黒船来航の歴史を感じさせるエリアです。
伊豆半島には「修善寺温泉」や「湯ヶ島温泉」など名湯が点在。河津桜の名所として知られる「河津町」では、2月から3月にかけて早咲きの桜が楽しめます。新鮮な海の幸も伊豆旅の大きな楽しみです。
13. 房総半島 – 海とフルーツの楽園

「東京から一番近い南国」房総半島は、都心から約1時間で行けるリゾートエリア。館山や勝浦、鴨川など、海沿いの町が点在しています。
「マザー牧場」は広大な敷地にアトラクションや動物園、フルーツ狩りが楽しめる施設。特に春の菜の花畑や秋のコスモス畑は圧巻の景色です。「鴨川シーワールド」ではシャチのパフォーマンスが見もの。
南房総はフルーツの産地としても有名で、いちご、ブルーベリー、梨など季節ごとに収穫体験が楽しめます。鋸山の「地獄のぞき」は断崖絶壁から房総の海を一望できる絶景スポット。
「濃溝の滝」はSNSで話題になった神秘的な滝で、朝日が差し込む時間帯が特に美しいです。東京から近いながら、のんびりとした時間が流れるエリアです。
14. 高尾山 – 都会近郊のハイキングスポット

「世界一登山客の多い山」としてギネス認定された高尾山は、東京から電車で約1時間とアクセス良好。初心者でも楽しめるハイキングコースが整備されています。
6つのコースがあり、1号路はケーブルカーやリフトを利用できるので体力に自信がない人にもおすすめ。山頂からは晴れた日に富士山や東京の高層ビル群を見渡せます。
山麓の「高尾山ビアマウント」では地ビールが楽しめ、登山後の一杯が格別。山腹にある「高尾山薬王院」は厄除けの寺として知られ、多くの参拝客が訪れます。
四季折々の自然が楽しめ、春の新緑、秋の紅葉は特に美しいです。ミシュランガイドで三つ星を獲得したこともあり、海外からの観光客も増えています。日帰りで気軽に自然を満喫できるのが魅力です。
15. 足利フラワーパーク – 花の絶景スポット

「世界が認めた花の楽園」足利フラワーパークは、栃木県足利市にある花のテーマパーク。特に「大藤」はアメリカCNNで「世界の夢の旅行先10選」に選ばれたことがあります。
4月下旬から5月中旬にかけて、約1000㎡に広がる藤棚が淡い紫の花で覆われます。夜間のライトアップは幻想的で、日中とは違った魅力があります。他にも、バラやクリスマスローズなど季節ごとに様々な花が楽しめます。
「花の芸術村」というコンセプトで、自然とアートが融合した空間作りが特徴。カフェやレストランも充実しており、一日中ゆったり過ごせます。冬にはイルミネーションイベントも開催され、季節を問わず訪れられるスポットです。
東京からは約2時間と日帰りも可能ですが、近隣の足利学校(日本最古の学校)や鑁阿寺(国宝)と組み合わせて観光するのもおすすめです。
まとめ:関東の多様な魅力を満喫しよう
関東地方には、今回紹介した15スポット以外にも数多くの見どころがあります。都会の喧騒を楽しむもよし、自然に囲まれてリラックスするもよし、歴史を感じるもよし。あなたの興味や季節に合わせて、最適な旅行プランを立ててみてください。
どのスポットも交通アクセスが良く、日帰りでも十分楽しめますが、宿泊すればより深くその地域の魅力を味わえます。関東の多様な表情を、ぜひ自分の目で確かめてみてください。新しい発見と素敵な思い出がきっと待っているはずです!